農家、農業法人等における障害者福祉事業所との関わりについてのアンケート調査

農作業委託について §5

農作業委託の事前準備と事後対応

事前準備(ハード面とソフト面)

障害者を受け入れるため事前に準備したこととして、施設、機械等のハード面では、「休憩所」(24.3%)、「農器具」(24.3%)、「トイレ」(20.0%)、「駐車場」(12.9%)などがあげられているが、一方、「特になし」も51.4%と半数を占める。【問16】

ソフト面では、「既に障害者福祉事業へ委託している農家等の話を聞いた」(21.4%)、「コーディネーター・県などが開催する研修会・セミナー等へ出席」(14.3%)、「既に障害者福祉事業所へ委託している農家等への視察」(11.4%)、「障害者福祉事業所への視察、ボランティア」(8.6%)などがあげられている。一方、「特になし」も38.6%となっている。

「特になし」 と回答した農家等について、その理由をみると「以前、障害者を受け入れたことがあるので比較的理解できた」(45.0%)・「親類に障害者がいたので比較的理解できた」(10.0%)となっている。なお、香川県ではJAも農家等に対する講習会を開催している。【問17】

注)「その他」の内訳:JA講習会9件、コーディネーターの話2件

《「特になし」と回答した農家について》

注)無回答は集計から除外。また「その他」の内訳:特になし、無記入

農作業委託をするにあたって留意したこと

農作業委託をするにあたって留意したことをみると、「障害者を受け入れるための作業内容の検討」が54.3%と最も多く、次いで「障害者を理解するための心づもり」(37.1%)、「近隣農家への配慮」(21.4%)、「障害者を受け入れるための機械、施設の準備」(20.0%)の順となっている。【問19】

受け入れ後に行ったこと

障害者の受け入れ後に行ったこととしては、「委託する作業内容を見直した」が37.1%と最も多い。そのほか「委託料金を見直した」(8.6%)、「トイレや休憩所を設置した」(7.1%)など、見直しを適宜行っているといえる。一方、「特になし」とする農家等は44.3%を占める。【問18】