農家、農業法人等における障害者福祉事業所との関わりについてのアンケート調査

農作業委託について §7

農作業委託の課題、今後の意向

必要となっている施設、機械

現在、必要となっている施設、機械をみると、「トイレ」が35.7%と最も多く、次いで「休憩所」(18.6%)、「倉庫」(10.0%)の順となっている。【問22】

その他の課題

施設、機械以外の課題についてみると、「農作物や気候等に合わせて作業してもらう」が37.1%と最も多く、次いで「障害者福祉事業所間の技術格差」(21.4%)、「農業技術水準のさらなる向上」(14.3%)などが上位にあげられている。作業の臨機応変な対応と一定水準の農業技術の習得が大きな課題となっている。【問22】

その他の内容
  • 作業してもらえる時間が短い。1日約2時間。
  • 作業時間が合わない。
  • 頼みたいが、福祉事業所の人手不足のため、引き受けてもらえない。
  • 作業時間が決められており、かつ4時間以内と短い。
  • 日数が限られているため、作業人数が不足。
  • 他の農家(事業所)との収穫時期の調整、収穫が重なる。
  • 個々の障害レベルと適性作業。向く人、向く作業または逆の表があれば欲しい。適材適所したいが、事業所も良く分からない。受け入れ側も良く分からない。
  • 委託料金が妥当かどうか不明。作業量が妥当かどうか不明。
  • 作業場所の確保。
  • 常に見守りが必要。
  • 法改正以後、参加人員が減ってしまった。

今後の意向

農作業委託についての今後の意向をみると、「より多くの作業種類を委託したい」が40.0%、「より多くの作業量を委託したい」が25.7%であり、合わせて65.7%の農家等が農作業委託をさらに拡大する意向を示している。一方、縮小の意向を持つ農家等は1.4%に過ぎず、中止の意向を示す農家等は皆無である。【問23】【問24】